「外反母趾が痛くて困っている…」
「とりあえず大きめの靴や柔らかい靴に変えてみたけれど、これって意味あるの?」
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
世間一般では「外反母趾=靴のせい」と思われがちですが、実は靴を変えるだけでは根本的な解決にならないケースがほとんどです。
今回は、足の専門家「アシミル」が、外反母趾の本当の原因と、今すぐ自宅でできる「足のアーチチェック法」について詳しく解説します!
そもそも外反母趾とは?どんな症状が出る?
外反母趾(がいはんぼし)とは、足の親指の付け根がくの字に曲がり、小指側に変形してしまう状態のことです。
高齢の方に多いイメージがありますが、若い世代や女性にも多く見られます。主な悩みや症状には次のようなものがあります。
- 足の変形部分(親指の付け根)の痛みが強い
- 足全体が疲れやすくなる
- 指がうまく使えず、つまづきやすくなる
- 見た目の変形が気になる
特に親指の付け根に負担がかかり続けると、関節に炎症が起きたり筋肉が引き伸ばされたりして強い痛みを引き起こしてしまいます。
「靴を変えれば治る」は大間違い!?靴が原因だと言われる3つの理由
「外反母趾になったから、履きやすい靴に買い替えよう!」と考える方は非常に多いです。確かに靴選びも大切ですが、原因は靴だけではありません。
性別(女性の方がなりやすい)、遺伝的要因、足の使い方のクセ、重心の偏りなど、様々な要因が複雑に絡み合っています。
では、なぜ「靴が原因」だと勘違いされやすいのでしょうか?専門家目線で理由を3つ分析しました。
理由①:痛む場所と靴が当たる場所が一致している
靴を履いたときに痛む部分と、外反母趾の出っ張った部分がちょうど当たるため、「靴のせいで痛い」と感じやすくなります。
理由②:緩い靴やサンダルにすると一時的に楽になる
当たる部分を和らげる靴に変えると、一時的に痛みが減ることがあります。そのため「靴を変えたから治った!」と誤解してしまいがちですが、これは一時的な対症療法にすぎません。
理由③:先の細い靴=外反母趾という視覚的イメージ
つま先の細いハイヒールなどを履くと指が圧迫されるためイメージしやすいですが、これも数ある原因の1つに過ぎません。
外反母趾の根本原因は「足の3つのアーチ」の崩れ
外反母趾を引き起こす一番の根本原因は、「足のアーチ」の崩れです。
足には以下の3つのアーチが存在し、三脚のように体重を支えたり、衝撃を吸収したりしています。
- 内側の縦アーチ(いわゆる土踏まず)
- 外側の縦アーチ
- 横のアーチ(親指から小指にかけての横幅)
特に外反母趾に深く関係しているのが「内側の縦アーチ」と「横のアーチ」です。
- 内側のアーチが崩れる(回内):歩くときに足が内側に倒れ込み、親指側に異常な体重がかかります。
- 横のアーチが崩れる(開張足):足の横幅が広がり、足の甲の骨(中足骨)が開くことで親指の角度が歪み、外反母趾へと進行します。
🎬 骨の動きや構造を「立体的な映像」で確かめたい方へ
文章だけでは「足が内側に倒れる」「中足骨が開く」というイメージが湧きにくいかもしれません。
アシミルの公式YouTube動画では、実際の足の骨格模型を使いながら、どの部分がどのように崩れて外反母趾になるのかを動画で超わかりやすく解説しています!
自分の足で起きていることをよりリアルに知りたい方は、ぜひこちらの動画を再生してみてくださいね。
👇 【動画】足の専門家だけど、「外反母趾」について質問ある?
自分の足は大丈夫?今すぐできる「足のアーチ崩れ」3つのチェック法
自分の足のアーチが崩れていないか、今すぐ自宅でできる簡単チェック法をご紹介します!
① 靴の底(かかと)の減り方を見る
お気に入りの靴の底を見てみてください。かかとの内側ばかりが削れて減っていませんか?内側が減っている人は、歩くときに足が内側に倒れ込み、内側縦アーチが崩れているサインです。
② 親指の内側の皮膚をチェック
親指の内側の皮が分厚くなったり、タコができていたりしませんか?本来かからないはずの場所に体重が集中し、地面と擦れている証拠です。
③ 足の裏(人差し指・中指の下)の硬さを見る
足の裏を見て、人差し指や中指の付け根あたりの皮膚が分厚く硬くなっている方は要注意!横のアーチが潰れてべたっと広がる「開張足(かいちょうそく)」になっている可能性が高いです。
まとめ&次回予告:本当に正しい「靴の選び方」とは?
外反母趾を根本から予防・改善するには、靴を変えるだけでなく、「足の使い方」「重心のかけ方」「アーチの機能回復」に向き合うことが不可欠です。
とは言っても、「じゃあ具体的にどんな靴を選べばいいの?」と気になりますよね!
次回の動画・ブログでは、プロの足の専門家がおすすめする「正しい靴選びのポイント」について詳しくお伝えします!
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